真実を見つめる心の目が必要な時

１２月に入り今年も残すところあと僅か。

時間の経過というものは歴史の法則を語る上で非常に重要な要件なのです。


２０１０年も終わろうとしていよいよ２０１１年を迎える。

国際情勢も複雑な事態になっているようだが、実は全てが一つの流れに向って突入しようとしているからそのように見えるのだ。

渦潮は中心に向えば向うほどその流れが早くなるもの。

今の国際情勢もその原理と全く同じなのだ。
そしてその渦の中心がアジアであり、朝鮮半島である。全てが朝鮮半島情勢に向っていく。

従ってその周辺国家はどんどんその渦の中心に向って巻き込まれていく。

そして渦の中心にある課題は如何に北朝鮮国家を開放するかという点なのだ。


病気になった人間は医者にかかるが、治療方法は物質的（薬物）な治療と精神的な治療の両面がバランスよく取り入れられることで完全な治療と言える。


世界の諸問題も同じ原理で治療すべきだということを知らなければならない。

資本主義社会には多くの矛盾が内包している。人類はその矛盾にどんどん気付き始めているが、その解決の手立てを見つけられずにいるというのが現実である。


なんとか景気回復させようと必死の努力をしているようだが、資本主義というシステム、そしてその価値観から離れなければいつまでたってもその解決の糸口は見つかるはずがない。


年老いた政治家たちは頭の切り替えということが出来ないが故にいつまでたっても利権にしがみ付こうとしている。そしてこれまで行ってきた不正をなんとか消し去ろうとして、日本の未来、人類の未来、世界のために日本が選択する道。そのことに関して議論する、考える余裕すらないのが現実である。


しかしそれらも時間の問題といえる。

犯罪を犯した人間は刑期を全うすることでその罪から開放される。刑に服する時間という期間が罪からの開放の条件となっている。

それと同じく、この宇宙には全て数理的な原理が存在している。

それは悪に対してもこれ以上は越えることが出来ないという期間がある。それを越えようとすると宇宙の法則によって自滅するように全てが八方塞の状態になっていく。


だからこそ近い将来において人類が希望を見出すことが出来る世界が誕生するということが言えるのだ。

その過程において重要になってくるのが人間の意志。
どれだけこの宇宙の意志に反して悪の限りを尽くそうが限界がある。

例えば、最後の最後まで人間が悪の道から離れないとすれば、犠牲となる人間の数が多くなる。

そしてその犠牲となったことがまた一つの条件となり、悪党たちが清算されることになる。


もしこの世界が唯物論者たちの主張する世界であれば、いつまでたっても人類は戦いを終えることが出来ずに絶滅するだろう。

しかしこの宇宙には全てを包括して余りあるほどの大きな意志が存在し、その大きな意志は人間がその存在と同等の大きな心を備えることを待っている。


いずれ人類がそのことに気付き始めれば、あらゆることが公開されるようになる。
今はまだ受ける器が整っていないためそれらが明かされずにいる状態なのだ。


従って知識欲だけで真実を捉えようとしてはいけない。

確かに今の日本や世界の裏情報を知ることは面白いかもしれない。
しかしそのこと自体を興味本位で探っても何の意味もなさない。

真実は悪を絶つ為に追求するものである。
そしてそれが自分自身と密接に繋がらなければいけない。
でなければ生きた情報として自身の中には入ってこないものなのだ。

真実の上っ面は見えても本質まで見ることが出来ないものなのだ。
物事の心まで見なければ本当に見たということは出来ない。

心まで見えてはじめて自身の人生とつながり、生きた情報として捉えることが出来るようになり、実社会の本質が自ずと見えてくるようになる。


世界の裏側でこれまで表舞台に姿を現さずに生きてきた勢力がある。
血統を重んじ非常に形式や儀式を重んじてきた一族がこの世に存在する。

その一族も今や分裂の危機に直面している。これが現時点での言える歴史の真実である。


ロックフェラーやロスチャイルドなどは実権を握ってはいない。遣い走り以外の何者でもない。


裏情報を漁ることで楽しんでいるブロガーたちには決して見ることが出来ない事実なのだ。

そんなことも含めてあらゆる真実が明らかになる時代に僕たちは生きている。

その為に心の目を開く努力を誰もがしなければいけない。


世界では多くの人々が今そのようなレベルに近付いているようだ。
そんな現状の中で日本人だけがかなり取り残されていると思う。

日本の国民はまだまだ大多数が心の目を曇らせている。
これ以上悲しいこと、不幸なことが起こらないように、日本人の心の覚醒。
この問題を解決することが大切なのだ。