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ミッドな夜にミッドなトークをお届けするミッドナイトトーク。 ネット放送局「ユニミックス」の番組、ミッドナイトトークは、こちらのブログの日記がベースになっています。 真実を追究していくことがミッドナイトトークのテーマです。
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◇7 一体ストレスとはどこからくるのか?

 

 食事にも気をつけ適度な運動もやり、空気もキレイなところに住み、さらにストレスにも気をつけて生活している人は病気にならないのだろうか?

答えはノーだ。

なぜなら私たちが一般的に気をつけられるストレスというのは、表面的なもので本当の根本原因ではないからだ。

その根本原因を改善しなければ本当の意味でストレスに気をつけて生活しているとは言えない。

だから当然病気になってしまう。

もちろん何も考えず自堕落な生活をしている人よりは遥かに病気にはなりにくいが、あともう一歩奥の理由を知り、そこを改善し本当の健康を手に入れていただきたい。

 

 私たちは皆、毎日笑顔で幸せに生きていたいと願い、日々の生活を送っている。

これは人類共通の願いであり、世の中全てのものが持つ喜びたいという原理からくるものである。

職場での人間関係が上手く行かなかったり、恋愛でのトラブルが続いたり、友達と関係が上手くいかなかったり、離婚や不倫を繰り返したり、ギャンブルにはまって借金苦になったり、そういうストレスはできれば無くしたいと誰もが願っている。

しかし同じようなことを繰り返し、ストレスになるパターンがだいたい決まってしまっている人が多いと思う。

これはなぜかと言うと人と話している時に必ず髪を触るとか、鼻を触るとか、人にはそれぞれ身体的なクセがあるのと同様に、心にも特徴と呼べるクセがあるのだ。

例えば、良かれと思い事務所の机の配置を勝手に少し変えたとする。

しかし上司から「それでは仕事がしにくいから元に直して下さい」と普通に言われたとする。

はい、分かりました~ 」と何事もなく作業に入る人もいれば、「 また、怒られた 」と落ち込んで塞ぎこんでしまう人もいるわけだ。

これはその人の心のクセがそうさせている。

そして心のクセとは遺伝的に両親から引き継がれたものと、親から受けてきた教育などの心理的イメージの総合作用で形成されていく。

正しくないしつけからの歪みや、親から抑圧された心が、その人の心のクセを決定付ける。

 

 ほとんどの人は対人関係でトラブルが起きたときに、そのトラブルの原因を相手に見出そうとするが、これではトラブルを解決することはいつまでたってもできない。

自分から見て相手の嫌だと思う部分に自分を重ねて自らを見つめ直すことが、人間関係の改善をして行くための最初の基本となる。

そしてこれは親子間であれ、夫婦間であれ、全ての対人関係に同じことが言えるのだ。

原因は外ではなく、内にある。

 

 相手のことを嫌う理由として「 上司は昔仲違いした苦手な相手に似ているから 」など、とにかく突き詰めて冷静に見ていくと、過去に解決されていなかった何らかの人間関係のトラブルが形を変えて再び起きている現象であることが多い。

つまり自分自身の中に解決できていない問題があることに気付かないまま時間だけが過ぎているということだ。

DV男と別れられない女性や、自分にとってマイナスになる異性をあえて恋愛対象として選び、身も心もボロボロになりながら、そのスパイラルから抜け出せなくて結局病気になってしまう人がいる。

よくワイドショーなどで事件の対象者として話題に上っているのもその具体例である。

そういう人は相手が妻子持ちや、アルコール依存症など、何か事情があると余計のめり込んで行く傾向があるのだ。壁があるほど燃えるタイプというやつである。

ではなぜそんな恋愛しかできないのか?

色々な理由があるが、アルコール依存症、薬物依存の家族がいる環境で育つと、その子どもは、傷を抱えたまま大人になり、自分を卑下し、誰かに必要とされることを必要以上に望んだりする。

そして自分に関心のある安定した人には興味がなく、麻薬やお酒や甘いものに依存し易く、好きな人の保護者になりたがる。

こういう人は両親からの愛情を感じることがなく育ち、自分には幸せになる資格がないと思っていることが多い。

また相手との関係を維持するためには、どんなこともするし、その人無しではいられないという依存傾向がある。

これもやはり家庭環境が原因で、対人関係のトラブルによるストレスから病気に発展するパターンだ。

 

 また、「 誤解を受けやすい人だから」とか「ダメな人だから私がなんとかしなくては 」と相手に何かと余計な世話を焼き、「 ダメなところを私が変えてあげる 」と相手の自由を束縛するという依存のパターンもある。

このような人は「 私は認められていない 」という裏の心が非常に強く、そこから起こる対人関係のトラブルが原因でストレスを生み、病気を発展させる原因となる。

つまり「 I'm OK. You are not OK.(私は大丈夫だけどあなたは大丈夫ではない) 」という心理学的に言えばaggressive(アグレッシブ)という攻撃的な対人対応となり、相手を攻撃して自分の思い通りに変えようとする。

こういう人は、自分の力であなたを立派な人にしてあげると、自分の愛で相手を真っ当な人間にしてあげようと思うのが特徴だ。(本当は愛ではなくエゴのだが・・・)

しかし、このように相手をコントロールしたい欲求が始まりで、うまく行くケースはまずない。

一見うまく行っているように見えることもあるが、実は相手が我慢しているだけなので、相手側もやはりストレスが原因で病気になってしまう可能性が高い。

このような行動に出る人も心の中に満たされないものを持っていて、何かを人生に依存しているタイプが多く、本質的な自分自身に目を向けることを恐れている。

そしてこのパターンも親から十分な愛情を受け取れなかったことが原因である。

これは分かりやすい例だと思うし、依存症が親子関係からくるものだという話は聞いたことがある人も多いのではないかと思う。

しかし、このような分かりやすい例も含め、これ以外にも全ての病気においての原因が親子関係にあるのだ。

それは腰痛や近視や半身不随でさえも、親子関係が原因にある。

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ネット放送局「ユニミックス」にてDJをしています。
番組名「ミッドナイトトーク」

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