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◇16 病気の状態のひし形
では次に病気のひし形を見ていこう。
しかしここで断っておきたいのは、この病気のひし形というのは本来は存在し得ないということだ。
便宜上ひし形として表しているが、このような形では一つになり得ないことを先に言っておく。
挿絵提案
①の本質的心情をひし形の頂点に置き、この位置を【 中心 】と呼び、心の中心に属する。
ここまでは同じである。
この本質的な心情の目的や性質や方向性というものは常に一定で中心は一つであり、それは絶対に変わらない。
しかし現代人は、①の「与えることで喜びを得ようとする」本能的な方向性を持つ潜在意識と繋がれないために病気という異常な状態になってしまう。
なぜなら②の主体である心情(顕在意識)と③の体(物質的肉体)が入れ替わってしまい、①の本能と繋がっていないのだ。
入れ替わったとはどういうことかというと、ひし形の左側②の「主体」の位置に③の肉体があり、体が求める物質的な欲望や要求に心が引きずられているということである。
まさにこれが現代人の状態だということだ。
そして③は肉体に限らず物質的なもので②は精神的なものである特徴がある。
本来、人間は細胞レベルで①の方向性と②が同じ方向性を持ち、正しく受けるように設定されている。
①の中心が持つ「与えることで喜びを得ようとする」人間の本能的な性質に反発し、与えるのではなく、物質的な喜びを求め得ようとするため、本来の正しい回転が起こらず体が誤作動のエラーを起こすのだ。
①の中心性と繋がる②の主体性が縦の関係で繋がっていなければ、横の関係である③と円満に回転することなく、一つになることができないのである。
これを東洋医学的な表現をするならば、気の流れが滞ると血流が滞り、血流が滞ると細胞に酸素が届かなくなり、その結果病気になると言えるわけだ。
そしてこの時、私たちの体の中では肉体的に何が起こっているかと言えば、細胞がどんどん死滅しているのだ。
瘀血の状態を図的に表したと思ってもらえば良い。
瘀血のところでも説明したが、細胞が一つひとつ時間をかけて死滅することに痛みを感じるわけではないので、私たちはこの体内で起こっている現象に気が付くことができない。
そしてそれが積もりに積もり、いよいよ限界に達した時に病気というサインで知らせるのが、人間の体の仕組みである。
つまり私たち人間は、「他に与えることで喜ぼうとする」潜在意識の方向性に沿った生き方をしていないということが分かってくるのだ。
したがってこのようなパターンは正常なひし形に成り得ることはできず、本来はあり得ないパターンのひし形ができてしまうのだ。
それを元の正常な形に戻そうとするのが本能の目的であり、そのために現れる症状が病気というわけだ。
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ネット放送局「ユニミックス」にてDJをしています。
番組名「ミッドナイトトーク」
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