北朝鮮も日本もアメリカもここ数年で運命が決まる

世界各国の情勢が非常に激しさを増しているように思う。

北朝鮮の砲撃。

ハイチでの国民デモ。

そんな中、日本国内では相変わらず民主党・自民党の政権争い。

本当に政治家としての使命に燃える人間が表には見えてこない。誰もいない。
そんな感じです。

今回の北朝鮮の砲撃について様々な憶測がなされています。

どんな憶測が為されてもそんなことは興味の次元を超えるものではなくて、一連の出来事はどんどん速度を増して一つの大きな渦の中に流れ込んでいるということです。

アジアを取り巻く情勢で表舞台に立たされているのは日本であり、アメリカであり、そして中国である。

２１世紀、中国は国際政治において大きな力を持っているように思いませんか？

アメリカの発言力ではなく、中国の力が北朝鮮問題にも大きな影響力を持っている。


いつからそんな力を持つようになったのだろうか？まだ１００年と経っていないのです。
これは北朝鮮においても同じです。そもそも北朝鮮は第二次世界大戦以降に生まれた国家です。
中国と同じ頃に生まれたのです。
そう共産主義国家という名の下に生まれた国家です。

もう一つあります。それは今のロシアです。旧ソビエト連邦です。


これらの国が共産主義国家になることによって巨大な力を持つようになったわけです。

特にロシアにおいては世界の東西を二分するほどの力を持っていたわけです。

その要が今や崩壊し、次は中国、そしていよいよ北朝鮮もその体制が変わろうとしています。
これは誰の目から見ても明らかなことです。

金正日の長男はもう完全に北朝鮮から脱皮しています。


ところで共産主義国家とは何か？
ある人に言わせると宗教であると言います。

宗教とはある信仰の対象があり、その教えを信奉するものという考えがあります。

従って共産主義は神無き宗教とよく言われています。


僕の主張する歴史観から見ると、歴史はこの宇宙の根本である存在により始まったものがまだ未完の状態であり、それを実現する為に流れいると言えます。

その宇宙の根本を宗教では神と呼ぶが、一言で神と言ってしまうことに関しては少し抵抗があります。

僕の話す宇宙の根本としての存在は、これまで人類が呼んできた神という言葉では物足りないものがあるからです。この問題については一先ず置いておいていずれの機会にでも・・・。


さて、その宇宙の目的である一つの世界完成においてそれに逆行する流れや動きが常に付きまとってきたのですが、それが今日で言えば共産主義思想です。

思想とはそもそもその背後に霊的なものが関与しているのです。

これは発明発見も同じ原理です。精神と物質と言う相対関係が全てにおいて係わっているわけですが、これはまたいずれの機会に・・・。


共産主義とは一つの思想です。宇宙の原理原則に背反する力が共産主義という思想となって政治の世界に現れてきています。

それから歴史上においてもう一つ巨大な勢力があります。

それが宗教上の思想団体です。

共産主義は政治的思想団体であり、宗教はもう一つの思想団体です。

政治的思想団体は今風前の灯ですが、最後の最後まで厄介な存在がこの宗教的思想団体です。



その団体・組織がローマ法王の背後で、バチカン王国を隠れ蓑にして存在している。

その存在が悪魔教団です。正真正銘の宗教組織です。


この人類歴史は、宇宙の根本的存在（便宜上神と言っておきますが）に反逆する悪魔（サタン）とそしてその狭間で生きてきた人間とのかかわりによって流れて来たのです。

この我々の住む世界は物質的存在だけではなく、霊的な世界も存在しているのです。


悪魔が反逆するようになった理由や原因があります。

これまで数千年という長い時間が流れても未だに理想の世界が実現できていない理由もあります。

理由や原因を説明できます。

ですから適当な空想論を話しているのではないのです。非常にあまりにもリアルな話です。

この地球を舞台に今や最後の最後の段階に来ています。

悪魔教の目的も来るところまで来ました。自らの終わりもよく分かっています。
だからこそ恐ろしくもあります。

今最も手ごわいのは政治的思想集団ではなく宗教的思想集団です。


菅総理の時代も間もなく終わります。三代まで行くのは原則です。そして三代で結論が出ます。

これは政治の世界でも人生の中でも、企業でも歴史でも三代で一つのことが完結するようになっているからです。
これを境に下っていくのか成功するのか。それが決まる時です。
大体は３代目で下降線に行きます。

しかし成功するケースもあります。

成功するケースは歴史の流れ、時流というものに乗った時です。
そして犠牲と奉仕の精神がある時です。

エゴイズムな動機は下降線に向います。

菅総理の次の総理でその結論が出ます。

北朝鮮も同じです。三代目の後継者がどんな思想の持ち主かで決まります。

アメリカの次期大統領も女性が誕生すれば歴史的には大きな意義があります。

オバマ大統領が誕生したことで歴史的黒人開放の清算がなされ、女性大統領の誕生で女性解放の清算がなされていきます。

たとえどんな悪徳大統領であっても意義はあります。

しかし次期アメリカの大統領が犠牲と奉仕の精神に欠ける人間であった場合は、アメリカも旧ソビエトと同じ運命を辿り、過去のローマ帝国と同じ運命を辿ります。

歴史は生きているのです。

宇宙の背後には想像を絶するほどの大きな無私の愛が溢れているのです。

そして人類の未来を見守っているのです。その宇宙の背後の大きな愛は人類を我が子どもとして見つめ、人類が立派な愛の世界を完結してくれることを涙を流しながら待っているのです。

直接には手を下せない事情があるのです。これは超現実的な話なのです。