FRBはいつ解体されるか？

アメリカ連邦準備制度理事会。

アメリカの景気は回復の兆しにあるという報告を出しているが、それは偽りであるということは言うまでもないだろう。

それよりもFRBはいつ解体されるのだろうかという問題である。

歴史の必然から間もなく解体の時が迫っているのだが、ただ単に解体さえされれば全てが上手くいくというものではない。

ドルが世界の基軸通貨である現在。これが崩壊するということだけを考えると米国債を大量に抱え込んでいる日本と中国にとっては大打撃となるわけだ。

しかし、現在アメリカを始め多くの国々の経済危機を仕掛けてきた大本がFRBである以上、悪の巣窟と言えるのだ。

この悪の巣窟を綺麗に掃除してしまわなければ、いつまでたっても世界は彼らの思うがままに動かされ不幸を被り続けることになるわけだ。


そもそも貨幣制度自体も終わりを告げるべき時であるが、それよりも現在の銀行制度がそもそもの悪の原因である。しかるにこの悪の創造本体であるFRBを無くすことは世界の平和に貢献することになる。


そして次に貨幣制度を基本とした資本主義社会である限り、教育制度、医療制度、社会保障制度の改革は難しいのだ。

従って、FRBの解体以降は出来るだけ早く利息のない銀行制度を作り上げ、また為替レートによって常に変動する世界経済の在り方も見直すときであり、ベーシックインカム制度を作り上げるためにも、代替エネルギーへの取り組みや、今の天下り問題や閣僚、官僚の給与制度の問題などを処理し、そしてようやく医療や教育の無償化に移行し、それら公共性の高いものは全て無償化できるように体制を作りなおさなければならない。

その為にも国家間での経済格差が生じないように、共通の流通システムや共同体組織を構築しなければならない。


輸出に重きを置けば、必ず輸入に歪が生じる。

そうならないためにも国境を撤廃し、関税など不要な世界にしなければならない。


そして何よりも人類の価値観が早くレベルアップして、物質的な幸福よりも、精神的な幸福が何よりも大切であり、本質であることに目覚める時である。

だからといって物資的な満足を否定するのではなく、物質的な充足と精神的な充足はどちらも等しく必要なのです。

どちらが本質かと言えば精神的な満足なのだということに気付くことが大切であるということを言いたい。