真実を見つめる目

これだけ情報が氾濫すると何が真実で何が嘘なのか、一般には分からないだろうと思う。

またそのように情報が氾濫する中で、どこの誰だかわけの分からないレニーさんの話を信じることも難しいだろうと思う。

なので書けば書くほど馬鹿らしくもなる。


そこで少し世の中を見つめる目を磨いてみたいと思う。


世の中を見つめるには物事や出来事をただ客観的に見つめることが出来る思考力が前提条件で必要だ。

これがないと正確な分析や判断が鈍ってしまう。

今の世の中は情報戦が主流であることをまず理解してほしい。

操られないようにし、そしてその嘘の情報の中から真実を見つける力をつけて欲しい。



しかし客観的事実をそのまま鵜呑みにはしないこと。

客観的事実を捉えたら、次にその周辺の事実を整理すること。


例えば、先日鳩山政権が倒れた。小沢氏も辞任。これは客観的事実だ。

そして菅直人氏が首相になった。これも客観的な事実だ。



さてここで少し考える力を身につけたい。

今あげた客観的事実の周辺の事実についてだ。

彼らは皆共に民主党議員である。これは鳩山政権交代に伴う周辺の客観的事実。


では、彼らは皆仲間であるのか？それとも敵であるのか？

アメリカ従属政治家なのか？フリーメイソン族なのか？

そのようなことが色々と疑問視される。



ここでマスコミは誰の側なのか？どこと繋がっているのか？

検察はどうか？裁判官は？警察は？

そのようなことを知るためには更に色んな客観的事実の蓄積が為されていなければならない。


アメリカ政府とFRBとの関係に関することや、アメリカの財政状況。

公式に発表されていても、１００％信用してはいけない。あくまでも参考資料としての認識をすべきである。



それらのことなどを掘り下げてみる時に、レニーさんが話すことがどうだこうだと理解しやすくなると思う。


今夜は、皆様から頂いてるご質問に関する回答としてこのメッセージを書きました。


ベンジャミン・フルフォード氏や阿部芳裕氏のメッセージは、深いものがあると感じます。副島隆彦もそれなりに深い読みをしていると思います。

しかし彼らに欠けているものがあります。

それは歴史観です。そしてこの宇宙に存在する法則についての理解です。


彼らのメッセージは物質的な側面でだけ世界を捉えています。

しかし世界情勢を正しく読み取るには、精神的な側面が不足しています。

なぜかといえば、世界情勢や世界の歴史は漠然と流れてはいないからです。



リチャード・コシミズという人は半分は推論で語っています。推論と明言して話をすればまだ良いのですが、それが真実のように語られすぎているところに問題があります。

彼の言葉には愛がないです。真実を語ろう、伝えようとする心が薄く、自己満足の虚栄心も強いです。

またユダヤが見えると・・・で有名な何とか・・・名前を忘れましたが、彼も自慰行為の領域が多すぎます。


デイビットアイクという方は、確かに霊的な経験から書いているのは間違いないでしょう。

しかし間違いがあります。それは何かと言えば、霊的に受けた内容に対して彼のレベルで解釈し、そして解釈の方法や仕方に問題があり、結局受けた霊的メッセージを間違って解釈し、間違って伝えているということです。


ラエリアン・ムーブメントというものがありますが、あれも同じく霊的な啓示や働きかけから生まれていることは間違いないと言えますが、彼の場合は善なる霊的存在からのメッセージではなく、狡猾な悪なる霊的存在からのメッセージであると言えます。

結局彼の運動に全世界が賛同すれば、１世紀も持たないまま人類は混乱と無秩序の中に終わりを見るでしょう。


また２０１２年で世界が終わるというような終末論的なメッセージもよく見ますが、あれらも解釈の問題です。



全てが明確な歴史観がありません。

歴史観がないというのはある意味盲目的な理解であると言えます。


人間存在の理由。原因。宇宙誕生の秘密。

これらは全て根本問題です。歴史観とはこの根本問題とも関係してきます。

これら根本問題が歴史観と正しく結びついて初めて正しい現状認識が可能になります。


後半だらだらとなってしまいました。

また機会を見て、真実を見つめる目を養うためのヒントを書いてみたいと思います。