闇の帝王が恐れるもの

世界認識における次元には段階がある。

例えばこの世界には裏で生きる組織などないと陰謀論を主張する人間の層。

それから次に、多少は裏社会というものがあると認識しているが、民主主義の世の中では結局は政治の世界で動いていると信じている者たちの層。

そして、裏社会の存在を理解し、それらが全てを牛耳っていると信じている層。

更に裏社会の存在を理解し、それと同時にその裏社会を浄化しようと動いているもう一つの裏の組織があるということを理解している層。

おおむねこの４つに分けることが出来る。だがもっと深く理解する必要がある。

陰謀論を主張する者の中には、裏社会の人間が意図的に情報操作をしていることがその大部分であり、裏社会を理解していない層は陰謀論など主張もしないし、世界の出来事には無関心な単なる被支配者たちである。

次の層にも二つ分類がある。裏社会を認識はしているものの、政治の世界でなんとかやっていけると信じている者たち。

更には政治の世界も裏社会によって操作されていると信じている者たち。

３つ目の認識においても、やはり２つに分類される。一つは、裏社会が世界を牛耳っていると理解しているが、その実体を正確には理解していない者たち。

もう一つは裏社会の実体を理解しており、彼らが今どのような状態にあるのかを認識している者たち。

最後は、裏社会の実体を正確に理解し、そしてそれに対抗している裏の組織があることは知っているが、その動きまでは知りえていない者たち。そしてもう一つはその動きまでも理解している者たち。


このように世界認識には大きく分けると８つに分けることが出来る。

そして殆どが周りには関心もない大衆なのである。


世の中で起きる様々事件に耳を傾けても、それが世の中というものであると片付けてしまう人々。


さて、そのような人たちはどうすることも出来ないし、これから新しい時代を迎えるにおいても環境が変わればそれに従うだけの意識であるから、あとから付いてきてもらえればそれで良い。


それよりも世の中の不正に憤りを感じ、真の平和を望む者たちが、マスコミなどの情報操作により、悪に加担しているのが問題である。

なぜそのようなことが起こるのか？当然情報不足である。そこからくる情報認識の誤りである。


政治に対する認識の誤り。

マスコミに対する認識の誤り。

世の中の仕組み・組織に対する認識の誤り。

これらが甚だしいのだ。



答えは各自が自ら手に入れなければ、真の意味で正しい理解にはならない。

他人の意見に頷くだけではいけない。当然レニーパスタの意見に頷くだけではいけない。
自らの頭で認識しなければいけない。


その為にいくつか尋ねてみたいと思う。

この日本は裏社会によって牛耳られていると思うか？
民主党が動かされているのか？自民党が動かされているのか？

マスコミはどこまで牛耳られているのか？或いは牛耳られてはいないのか？

日本はアメリカに牛耳られているのか？或いは牛耳られてはいないのか？



結論はどれも牛耳られてはいないということだ。

しかし牛耳ろうとはしている。

それがなぜ上手く進んでいないのか？


牛耳られた世界というのは競争原理など働かない。なぜなら彼らの良いように統制されているからだ。

競争原理が働いている段階では、まだ完全に裏社会の二つの勢力が戦っている状況である。


この日本にも２つの勢力が戦っている。その悪の勢力が検察やマスコミに働きかけて、反動分子の粛清を行っている。

ところがその粛清が上手く行かない理由の一つには、対抗勢力の影響もあるが、もっと別な理由もある。
それは自業自得という現象である。

反動分子を粛清しようとする相手も元々自分たちの手下であり、これまで行ってきた悪行を知っているからである。
とかげの尻尾切りもこれ以上切り様がないほどに胴体にまで及んで来ているからなのだ。

これ以上切り続けると自らの胴体を切らざるを得ないところまで来ている。


この現象は日本だけに限ったことではなく、中国・北朝鮮においても同じなのだ。

彼らが各国に送り込んだエージェントも複雑になり、操作しようがなくなってきている。



さてなぜ悪の勢力は日本を完全に支配しきれずにいるのか？
彼らの恐れるものは何なのか？

天皇なのか？それとももっと別な存在なのか？

一度考えて欲しい。

悪の勢力。裏社会のドンが恐れているものは何なのか？

それ故に完全支配が遅れているのだ。



中国も北朝鮮もいよいよ次の次元へと社会の体制を変えなければならない段階に入っている。

これまで何度も話してきているが、もうあと数年が限界である。
それは歴史の背後に流れている宇宙の法則なのだ。

宇宙の法則であり、人格を持った意志なのだ。愛の法則であるが故に忍耐が必要であり、愛の法則であるが故に人間の行動が重要となってくるのだ。


人間が自ら悟り、自らの手で平和を勝ち取らなければいけないのだ。

真の平和の世界は宇宙の法則が自動で成し遂げてくれるものではない。

人間存在の根源と密接な関係を維持しており、それは一体不可分なものなのだ。



さあ、闇の帝王が恐れるものとは一体何なのか？
それはあなた自身に対してである。

あなた自身に真実を知られたくないのである。

大衆に真実を知られたくないのである。もし大衆が真実を知ったときは、裏社会の崩壊の時である。

その真実は、自らの手で勝ち得なければならない。