大きな使命を与えられた者たち

人類の歴史をマクロ的に眺めると、ある一定の法則の中に偉大な人物が誕生していることが分かる。

そして歴史の大きな転換期も周期的に訪れていることが分かる。


過去の歴史を見ると大きな二つの意志が脈々と流れていることが分かるのだが、その二つの意志とはコインの裏と表の関係のように本来は一つのものである。

コインとは裏があり表があってコインであり、裏だけがコインであるとか表だけがコインであるというものではない。

言葉を変えると心と体で表わすことも出来る。

人間における心と体の関係なのだが、今日まで体が心を支配してきた時代であった。
心が願わないことを体で行ってきたのがこれまでの人類の間違った歴史であった。

さて歴史の転換期とは体が心を支配してきた間違った歴史を本来の正しい関係に修復するための期間となる。

ところがこれまでその転換期を人類は捉えることが出来ずに来たのがこれまでの人類歴史であった。


歴史上に現れた偉大な人物たち。例えば釈迦やイエスキリストやマホメット、更にはアリストテレスやソクラテス、レオナルドダビンチやガリレオガリレイなどもそうである。

彼らは無秩序に誕生したのではない、必ず歴史の転換期に誕生している。


彼らは歴史の要となり人類を正しい方向へと導くための使命を持って誕生しているのである。

かの坂本龍馬や西郷隆盛も同じく目的を持って生まれているのである。


彼らの誕生はもう既に過去のことであるから、誕生自体は否定できない事実である。

それを歴史の軸に並べてみると誕生している時期には法則があることが分かるのだ。

過去のその誕生した時期というものは予測ではなく、紛れもない事実である。
そこから導き出される法則であるからいい加減なものではない。
非常に科学的な理論となり得る。




その人物たちが現れた事実から歴史の法則を理解すれば、今もまた歴史の転換期であることが理解でき、そして偉大な人物が誕生しても良い時期と一致する。

しかし過去の歴史には大きな間違いを犯してきたことが記されている。

そして今また同じ間違いを犯そうとしている。


身近なところで言えば、今の日本の世論であり、現政権の政策、そしてそれを取り巻く反対勢力。
互いに相克しながらより危険な方向へと向おうとしている。


ここで言いたいことは今の時代は偉大な人物が今一度誕生するだろうということである。
歴史的に偉大な人物と言えば、世界に影響を与えたイエスキリストであろう。

釈迦は東洋には大きな影響力を持つが、世界的となるとそれはユダヤ教やキリスト教には及ばない。


これまでの世界的転換期は過去に２度あったと言える。

海底に沈んでいるとされる巨大大陸文明が崩壊した時代。
そして大ローマ帝国の文明が崩壊した時代。

共に地球的な規模で影響力を持っていた文明王国である。それが崩壊したのである。


今はその二つの崩壊した時代に匹敵する以上の時代を迎えている時である。

世界は一つになれるのか崩壊するのかという転換期に来ている。


体が心を支配してきた時代は終わり、心と体が一つにならなければいけない時代なのだ。
物質が精神を支配してきた時代が終わり、精神と物質、心と体は一つにならねばならない。


願うことは一人でも多くの人が物質主義から心主義に転換してもらいたいということだ。
そして今ある世界は虚構の世界であるということを信じて欲しい。

これらは当り前の世界ではなく、間違った世界であるということを。

いつまでも物質の奴隷にならずに、人間の本質が愛の世界にあることに気付いて欲しい。

人の為に働く世界、家庭の為に生きる世界、貧困の為に家族や友人や大切な人を犠牲にしない価値観を取り戻して欲しい。