包囲される日本列島

国際情勢というものは非常に摩訶不思議であり、面白いものである。

世界の動きは偶然のようであるがある目的に向って流れている。

その目的とはもちろんアジア地域における共同体構想である。

日本のメディアはこの構想に反対する世論というものをしきりと報道する。
しかし歴史はその操作された世論とは全く反対の方向へ向っている。

普段はあまり気付かないことであると思うが、日本列島というものは北はロシア、南はアメリカによって挟まれているのだ。

北方領土を掴んでいるロシア。沖縄諸島を掴んでいるアメリカ。

そして尖閣諸島は中国。更には竹島は韓国。

どこも日本列島を取り巻いてギクシャクしている。これは偶然ではなく必然であると考える人は殆どいないだろう。ところがこれらは偶然ではなく歴史の必然なのだ。

日本はこれから否が応でもこの４カ国との領土問題における交渉を余儀なくされるのだ。

全て過去の歴史が問題視されてくる。

いわゆる外交問題は歴史問題でもある。歴史の本質というものを無視しては解決できないようになっている。

それほどに歴史の本質というものは大切なものであるということだ。

ところがこれまで歴史問題は捏造されたり、歪曲されたり、無視されたりと・・・・各国においての歴史認識には大きなギャップがある。

だが今後更に歴史問題を議論せざるを得ない情勢になる。

そしてこの問題は朝鮮半島の分断から今後の南北の統一に関する問題にまで言及される。




第二次世界大戦後における主要な国家とは、アメリカ・旧ソ連・中国（台湾）であり、これまで捏造された歴史がそれぞれの国によって作られてきた。

どの国も（これは日本も含め）自国の国家保全のため都合の良いように書き換えてきた。というよりも時の統治者にとって都合の良いように変えられてきた。

そのことがこれまで数々の不幸を生み続け、更なる紛争を巻き起こしてきた。


今後はこの問題が大きくなればなるほど歴史の流れは速くなり、より真実の世界に向わざるを得なくなり、そして不正を働く者、不正を隠す者、不義を働く者、それらを隠す者は窮地に追いやられていく。

ただここで懸念されることは、窮地に追いやられた者たちが今画策している地域紛争。
紛争というよりも戦争である。局地戦争である。

それらが始まる前に歴史問題を解決し各国が表の政治世界で合意を見なければいけない。

更には機能しなくなっている現国連の再編成が必要となる。



でなければ世界で起ころうとしている局地戦争を阻止することは出来ない。

今の国連ではそれだけの実行力を持ち合わせていないだけでなく、アメリカの意のままに成らざるを得ない状況である。



世界歴史編纂委員会や新国連の実現のための準備は着々と始まっているが、それほど公にはなってない。
日本ではほとんどが情報操作されているため、今バチカンで起こっていることや世界のローマカトリック教会の動きなどニュースにもならないのが現状だ。

日本のメディアは不都合な情報を隠すため、不都合な人物を排除するための道具でしかなく、その為の時間で大忙しである。


しかしそれらは仕方ないとしても世界情勢は動いている。そして更に加速している。


局地戦争が起こる前に真実が公開されることを祈るばかりだ。