菅直人よ。最後の正義を見せてくれ！

日銀は大量の国債引受を決断すべきである。当然のことである。今までインフレになるとかデフレになるとか色んなことをテレビで力説していた似非学者がいたが、そんな学者は大学教授も含め辞職すべきである。

学生たちに嘘を教えて平然と暮らしている。

デフレやインフレなどは、もっと別なところで作られているのだが、学校などでは間違った経済学が教え込まれている。

物事がグローバル化してきたから中国なども仕方なく資本主義経済の規定に則っているが、逆に今の日本にとっては鎖国をしたほうが安定した社会を築きやすいんだが、これは少し言いすぎですけどね。

ところでいよいよ世界は今から百数十年前の江戸時代の頂点にさしかかりました。
ただ単に酷似しているという話ではなく、宇宙の法則の中にあることなのです。

あの時代は世界が大きく変化する時代の幕開けだったのです。しかしそのチャンスを逃したわけです。
そして今回再び訪れたこのようなビッグチャンスはもう暫くやってこないのです。
だから過去の歴史に学んで、同じ過ちを繰り返さないようにしなければいけません。

色々な観点がありますが、いくつか抜粋します。

まず保護主義政策というものはもう時代遅れの政策です。あの時代もそうでした。日本は開国することが正しい選択だった。その決断を正しく下すことが出来ずに、日本国中が混乱の渦に巻き込まれ、多くの血が流されたのです。

今の時も同じく開国すべき時です。TPPが日本に危険と言う意見は間違っているとは言いません。
しかし様々な条件を満たしていくことで日本にとっても世界にとってもメリットが大きいのです。

さて、同じ過ちを繰り返さないようにする観点は、まず幕府は速やかに大政奉還し、士農工商、身分の差を無くす、廃藩置県を実施する。国境を無くして、国という意識をもう一段階レベルアップさせること。アジア、欧州、アメリカというように大きく括ってしまうこと。


ここで幕府とは今の官僚主導の政治です。官僚は速やかに主権を国民に戻すことです。当時は朝廷にということなのだが、今の時代は国民主権を実現することと解釈できます。官僚支配からの脱却が最も重要なポイントです。それが出来る政府かどうかが問題です。

それが出来ないのなら、それこそ一度天皇制に戻すしかないのです。そのあとにもう一度国民主権の政治をやり直すことです。

それから維新後は、江戸時代に権力を握っていた人間たちがそのまま政権を取り、更には経済的にも優位な立場にありましたが、これらも根底から見直さなければいけません。
明治維新後には数々の不正が行われ、それが今日まで脈々と続いてきています。

それらの不正を完全に清算する必要があります。今ある財閥たちの富は国民たちの犠牲のもとに成り立っています。そのことを国民も知るべきです。罪状が明らかになれば、財の均等分配が当然のこととして可能になります。

そして日本の健全化政策を推し進めながら、日本の技術を楯にして世界を指導していくのです。
国連との関係もここで説明すべきですが、割愛します。
G７やG２０ではない、もっと公正な理事国を立てなければいけません。
それは宗教基盤を基本にするのです。

今の世界の紛争の根本は宗教問題です。

ですから国連の基盤はユダヤ、イスラム、キリスト、仏教などの背景をした組織にしなければいけません。
そしてこれまで争ってきたそれら世界の４大宗教などが様々な問題を議論しなければ、真の意味で和解の成立はなされません。国際問題の根底は宗教問題です。


話が反れましたが、日本の二大政党。民主党、自民党。この党が分裂しているのではいつまで経っても日本に安定はやってきません。進歩するのではなく、停滞するか後退するだけです。一番厄介なのは公明党です。
彼らには他の政党には無い頑とした理論があります。公明党が如何に排他的な世界観を乗り越えることが出来るかどうかも日本の未来に影響します。

もう今の時代に与党野党という立場は不要です。超党派で政治を行っていくことが全ての問題を迅速に解決できる道です。

そもそもこれまでの日本の政党はなぜ与党でありたいのかと言えば、美味しいからです。
企業との癒着などで、多くの利権による財を得ることが出来るからです。本来の政治家の在り方から程遠いのです。

私利私欲を越えることが出来るのは若手議員だと思います。明治維新の時のように若者が私利私欲を越えて行く時です。
そして官僚に正しく働いてもらい、政治を立て直すことが必要です。

日銀を完全に支配しなければいけません。日銀に対してはしっかりと政府がコントロールし、必要な時に必要なだけ、財政出動を行える状態にしなければいけません。

それが出来れば、マスコミを動かすことも可能です。検察や警察、そして裁判所という一連の犯罪組織は基本的に全てお金絡みですから、財政をしっかりと管理することで、変なお金の流れを変えることが出来ます。

天下りもなくなります。


さて、それ以外にも同じ過ちを繰り返さないための観点がまだあります。

いつまでも騙されていてはいけません。万民が等しく豊かになることが出来るし、そう出来ない世の中はどこかにゆがみがあるのか、間違いがあるということです。
もちろん人間の心の問題が最も根底にありますけど・・・。


まだ震災に関連する問題は解決されていませんが、一日も早く国民が納得できる形で収束できるよう祈るものです。それから菅政権については、菅総理の辞任ということも上げられるでしょう。しかし、今止めてはいけません。彼は反省と償いの意味で、それこそ命がけで日本の政治を立て直してもらう責任があります。

それから組閣については、しっかりと適材適所に優秀な人間を置かなければいけません。
そもそも自分に都合の良いという理由で人事を行ったのが今回の震災後の不手際を発生させた原因です。


兎に角世界が大きく揺れているこの時。変革の時です。

日銀が行った国債引受。このことで再び私腹を肥やす人間がいれば、もう地獄に落ちるしか・・・・。

菅内閣を支持するつもりはありませんが、一応、これからの菅内閣の出方に期待します。
是非国民の期待に応え、私利私欲を捨てて、正義を打ち立ててください。
今それが出来なければ、それこそもっと多くの犠牲が生まれることになります。
これは人間の生活と、宇宙の波動は繋がっているからです。

どこかに歪が出来れば、血管が細くなったり太くなったりするのと同じです。
そして人間は痛みを感じます。痛みは警告なのです。体のバランスや異常が発生しているという警告なのです。
ですから鎮痛剤を打っても真の解決にはなりません。痛みを感じなくしても完治とは言いません。
歪みを治して初めて完治したというのです。