経済システムの争奪戦

２０１１年、世界の水面下で行われている戦いがかなり表面化しつつある。
その戦いの中核をなしているのが経済システムの主導権争いである。

これまでの経済システムの中心はお金だった。人間は二の次の存在である。
全てはお金がいくら。儲かるか、その為にどれだけコストを下げることが出来るかという点にポイントがおかれていた。

そして社会は雇うものと雇われるもの。雇うものは支配者であり、雇われるものは奴隷であった。
しかし誰も今の世の中が奴隷社会であるという認識を持つものは殆どいない。

そのように教育されてきたということも理由の一つであり、またそれ以外の社会の姿というものを想像できないでいるということも奴隷化されていることを理解できない理由である。

今日はあまり時間がないので、掻い摘んで今世界で行われている主権争いの実体に触れてみます。

我々の住んでいる世界は、エネルギー、医療、資本を中心に動いています。
資本力を持つものは、このエネルギー分野の支配を通じ、医療の世界においての支配力を持つことが可能になります。

そして、それらは世界の各政府に対しても強い影響力を維持してきました。
そこには奴隷化されて働いている国民たちには想像も出来なかった世界が存在します。

政府を動かすには資本力が必要であり、時には力（恐怖）によって圧力をかけることもあります。



さて今世界の水面下で行われていることが何かと言えばエネルギー経済の主導権争いである。

もう数十年も前に、今の化石エネルギーからクリーンエネルギーへ転換するための技術は存在していました。

しかしそれらのエネルギーを世界に導入するということは、世界支配をするには不都合なことになります。

各国がそれぞれに自然界からエネルギーを取り込むことに成功すれば、石油利権というものは失われ、同時に世界のお金を中心とする経済システムを操作することが難しくなるのです。


結論から言いますが、これまで黙殺されてきた様々な科学技術が世に出ることが出来るか、それを更に撲殺することに成功するかという争いが行われています。

科学者を初めとする技術者や学者が組織する団体と、裏の政府との衝突が始まりました。


もし新しいエネルギーシステムが導入されるようになれば、そこから更に新しい経済システムが生み出され、想像できないほどの科学の進歩と共に豊かな社会が誕生します。


今年も更に失業者の数が増加するでしょう。それは世界的規模で起こります。
その結果貧困で苦しむ人々が多く発生するでしょう。

それは働くこととお金を得ることが生きるための要件となっている経済システムだからです。

しかしこの経済システムが変われば、働くこと＝お金を得ること＝生きること。という図式が変わります。



よく考えてください。

失業者が増えるということは単純に考えると、働かないということです。

働く人口が減っても世界の営みは可能なのです。

更に言えば、毎日働くこともなく経済は動かせるのです。週に２～３日働くだけで、今以上の経済を動かすことが出来るのです。


その為には経済システムだけが変わっても達成は出来ません。

人間の本質にかかわる部分です。その分野についての新たな取り組みも国際レベルで為されています。

今年は今以上にエネルギー問題を中心に世界的な衝突が起こります。

そして次に医療の世界においても主導権争いが起こります。これまで西洋医学を中心とした世界でした。
西洋医学は製薬トラストとも密接なかかわりを持っています。

その世界を変えるための最後の戦いがもう始まっています。これからますます激しさを増していきます。

お金が経済の中心である世界では、人間は二の次です。儲けにならないことには関心が無いのです。
或いは関心があっても出来ずにいるのです。儲からないという理由で・・・・。


さて、今年は大変です。来年はもっと大変です。しかしそれは生みの苦しみです。
人間の心が早く成長すれば、このような苦しみを味わう必要なないのですが、人間は苦痛の道を選択したのです。
身をもって苦しみを体験しなければ反省しない生き物のようです。