先の読めぬ中での希望

昨年２００９年９月日本における政権交代が始まり、２０１０年６月には鳩山氏における政権が崩れ、菅直人氏を首相とする政権が出発した。

一般国民にすればきっと何がなんだかさっぱり訳が分からない状況になっていると思う。

長かった自民党政権に愛想をつかした国民は、民主党を次なる日本の希望として選んだのだが、今再び国民の心と頭の中は混迷しているだろう。

それは仕方のないことだと思う。


様々な情報が飛び交う中で、独自の信頼できる情報を得ている僕自身でさえも、ここにきて為政者たちの裏切り行為というものに嫌気がさしていると同時に、裏の勢力たちの粘り強さにあきれ返っている次第です。



本来ならば、今年の２月には既にアメリカのＦＲＢ支配は崩壊する段取りが出来ていたのもかかわらず、今も尚かろうじて生き延びている背景には、日本のＣＩＡによる情報操作がまだ功を奏しているようである。

それが無駄であるということが分からないのだろう。

悲しきことは、操作された情報に対して日本の国民たちは右へならえの状態であるということ。

しかしそれも仕方のないことだと思う。それほど今の世界状況はあまりにも先の見えない混沌状態のように見えるからである。


３０年以上も前から啓示を受け、これからの世界についての展望を見せられてきた僕と、激しく移り変わる今世紀の世の中で生きている一般国民との感覚の違いはあまりにも大き過ぎて、正直一般の人々が日々どんな気持ちで生きているのかがちょっと掴みにくいのは事実である。


２０代の頃から全国を講演しながら飛び回り、これからの未来について僕の話を聞いた人たちは、数百人ではきかないと思う。実際数えたことはないが、ほぼ休みなく４～５年は走り続けたと思っている。

一週間に少なく見て１０人だとすると、一ヶ月４０～５０人。そして１年で４８０人から６００人になり、４年間だとしても、１９２０人から２４００人になる計算だ。

実際には一ヶ月に１００人は十分越えていたと思う。

少なく見てだから実際にはもっと多いと思う。

年齢的に当時の講演受講者は２０歳から上は４０歳くらいまでだっただろうか。

従って今は５０歳手前から７０歳になるだろう。

当然今現役の政治家の中にもその人間は入っている。


彼ら対して裏切ったという言葉は打倒ではない。彼らとは何も約束などしていないからだ。


しかし、彼らの多くは、講演終了後の感想として、「感銘を受けた」とか「信じられないが納得できる」というような言葉を残している。

時の総理になった人間もいる。

その人間は講演で聞いていた話を本当に信じていれば、決してそのようには動かないだろうという行動を取った。


今の政界を見ていると、もう誰が信頼できるのかどうか実のところ分からない。


ただはっきりと言えることは、政治家は結局国民のことを考えてはいないということになってしまった。


今の若手議員たちは党内での学習会で政治の世界を学んではいるが、本当の裏社会までを学ぶ機会はないのだろう。

今政治家に望むことは、裏の世界についての真実を公表すること。

言えない事が多すぎる世界なのは分かっているが、今明らかにしていくべき時だと思う。







今、注目していることは今後の貨幣制度について。

金本位制に対してどう考えているのか？それは特にヨーロッパとアメリカにおいて。
それによって国際金融資本家たちの狙いが明らかに見えてくる。


次は日本の厚生労働大臣が信じれる人間かどうか？
悪玉菌であれば、日本の未来に希望が消える。


そして官僚と検察の問題。ここが正常に機能しない限り日本の経済の再建は不可能だ。



それから菅直人氏が善玉であるか悪玉であるか？どちらであっても遠からず消えていかざるを得ない立場に立っている。


歴史的な流れからいけば、今参院選は民主党与党に有利な展開になるだろう。だが現実問題、反対派勢力の裏工作が強すぎて参院選の結果は民主党が厳しい立場になるだろうということが考えられる。


自民党は今のままでは二度と巻き返しは出来ないが、彼らが裏社会の一部でも世間に公開するようなことを行えば、再び国民の心は自民党に向く可能性はある。

しかしそれは自爆行為と同じであるが故に、そこまで自らを犠牲にして国民の立場に立った政策を打ち出せないだろう。

今のように政権批判ばかりをいくら展開し、それなりの正論を述べ続けても国民はもう飽き飽きしている。




もし日本を含め世界に最後の希望があるとすれば小沢氏が若手議員を指導し、新しい政党を立てそこから総理大臣が生まれるより他に道はないだろうと思う。

だが小沢氏もここ最近何を考えているのか見えない。地雷をいくつか持っている。

亀井氏は悪くはないが全く良いとも断言出来ない。彼も地雷をいくつか持っている。


最後に一言。

悪はどれだけ暴れまわってももう時既に遅し。暴れれば暴れるほど、宇宙レベルで動いている人間たちの団結が強くなっていく時代に入っているということ。

今、ぎゃーぎゃー騒いでいる人間たちは江戸社会の悪玉たちであることは間違いない。