ネット世界の両面

グーグルがいよいよ全世界を網羅する域にまで達したようで、すごい時代になったなあと改めて感心する。

更には各種の動画配信サービスサイト。ブログの普及。特に日本では携帯端末機能の向上。



これらは利用の仕方、され方によっては素晴らしいネットワークの世界を構築し、地球上の人々をどこにいても簡単に結びつけることが出来る。

その反面、政治的も軍事的にも利用することが可能となった。


グーグルは検索エンジンとしての機能もさることながら、特筆すべき点は利用している一個人の嗜好性やある種の個人情報を簡単に収集し、そして整理し、世界のどこにどんな色の人間が住んでいるかという統計的な把握が出来るということになる。

確かこのグーグルはアメリカが全ての情報を収集しているということだったと思うが、悪用しようと思えば、どこの誰がブログの記事やまたはどんなサイトの記事を主に読んでいるかということを統計が出せる。

顔までは分からないにしろかなり詳しい情報を収集できる。

画像に埋め込んだある種のコードから、閲覧者がどこの地域に住んでいるかということが衛星から確認も出来るという時代がやってきた。

反悪魔教団的思想をもった人間を絞っておき、特に要注意人物だと指定されれば、完全にマークされることにもなる。

マイクロソフトのビルゲイツさんがイルミナティとも関係しているということは、おおよそ世界的な感覚を持った方ならもう既知の事実であろう。

そのマイクロソフトから出されるネット閲覧ブラウザへ故意にセキュリティホールを作っておき、必要な時にその重要サイトに攻撃や侵入を企てることはあまりにも簡単なことなのだ。

幸いにも僕の場合は、そのようなハッキングということはしないし出来ないが、１０年ほど前にハッキングマニュアルという書物を読んで、こんな風になっているんだということは学んだことがある。

当然セキュリティレベルも向上して、昔のハッキングスキルだけでは太刀打ちできないシステムが導入されている。
しかしハッキングする側も人間なら、セキュリティ対策をする側も人間。どこかに抜け道があるものだ。

イタチゴッコであるから・・・・。

また「マッチポンプ」ということも極当り前のことである。自作自演。

ウイルスをばら撒く人間がウイルス対策ソフトを作る。よくあることです。



さて、ネット世界。良く使えば、世界中の人々が情報を交換し合うだけでなく、個々人の手の届かないところまで様々なサービスやフォローを行うことも出来る時代であるのだ。

すべてオンラインで処理できる。

医療の世界でも遠隔操作で、日本の名医がアフリカの患者に対して施術出来るのである。

マネービジネスの世界が終われば、もっともっと迅速に様々なサービスを提供できるようになる。


金儲けということが社会の中心に居座っている時代は、何をするにも金が関係し、出来ることも遣りづらい社会になっている。

正義だけでは通じない世界がある。しかしそれでも頑固者は正義を貫き通そうと日夜苦労しているのである。
そんな僕の大好きな頑固者がこの世界にはまだ沢山生きている。非常に心強いものだ。