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ミッドな夜にミッドなトークをお届けするミッドナイトトーク。 ネット放送局「ユニミックス」の番組、ミッドナイトトークは、こちらのブログの日記がベースになっています。 真実を追究していくことがミッドナイトトークのテーマです。
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マネーゲームの終焉、リーマンとAIGの背景

外資系大手保険会社のAIGだけが救済された背景には複雑な政治事情があるので、ここでは関連する金融機関への影響が大きいとだけ述べておきます。AIG傘下の関連企業は、アメリカだけではなく日本にもたくさんあるのです。だからAIGが倒産した場合、それに付帯する保険業務を仲立ちする会社だけで、だいたい200社ぐらいの日本の会社が倒産してしまいます。

今、世界で動いているお金は、1年間で金融資本として2京2000兆円です。この天文学的な数字が世界でぐるぐると24時間動いています。世界各国の金融商品のうち55%がアメリカのものだと言われています。アメリカの実体経済は、200兆円くらいしか動いておりませんから、数十倍以上の規模のヴァーチャルなマネーゲームが日夜続いている状態です。

リーマン・ブラザーズは、アメリカの金融資本の中で、だいたいベスト4の大会社でした。アメリカの金融商品の約1割を占めていました。リーマンの総資産は72兆円と言われていましたが、そんなものではない。1兆円にも満たないお金がないための倒産したと言われました。がリーマンがつぶれたときには、世界中で売っていた金融商品が全部紙くずになって、約300兆円を超える影響があるのです。

アメリカはリーマンを見捨てましたけれど、AIGという会社は救いました。この会社がつぶれた場合には、世界のマーケットに800兆円の悪影響があるのです。日本の大手保険会社もAIGに関係して、いますから、もしここをアメリカ政府が助けなかった場合には、日本は120兆円規模の損失を受けてしまうと言われています。日本の国家予算が80兆円ですから、国家予算よりも多い損失だと言えば、その恐ろしさがわかるでしょう。

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